何か凄く惜しい感じの作品でした。 設定は悪く無いですし、雰囲気も嫌いじゃないですし、面白くなりそうな気配があるのに、いろんな意味で中途半端でしたね。 特にあのラストはいったい？ あそこから話が面白くなっていきそうなのに(;^_^A ただ、人間とアンドロイドの二役を演じたケイティ・ロッツは悪くなかったですよね。

「ブレードランナー」に最も近づいた作品という触れ込みであるが、まあそのとおりで、近づいてはいるが越えてはいないということであろう。宣伝側もその点は十分解っているということか。 人間とは何か・・・みたいな哲学的な命題を提示し、映画的なアクションを十分加味しながら、何より純な恋愛映画であった「ブレードランナー」には、いずれの側面からも、遠く及んでいないと思う。 ただ、レプリカントとは違って、本作の対象は、「人工知能を有するヒト型ロポット若しくはアンドロイド」であるところが、無理な設定ながらも新鮮なところなのかもしれない。 「その後」が非常に心配であるが・・・。

悪くはないんだけど 無駄なシーンが多くてテンポが悪すぎ