ひでP3.02025年03月17日BS260松竹東急 よる8銀座シネマ。 坂口安吾の名作。小説は抜群に面白い。 しかしこの映画はつまらなかった・・・。どーしてこうなった。 山奥の別荘に集まった、二十九人の男女がくりひろげるサスペンス・ミステリー。 脚本、大和屋竺と田中陽造と曽根中生、荒井晴彦の四人共同。 監督、曽根中生。 出演、田村高廣、嵯川哲朗、夏純子、宮下順子、内田裕也。 N県有数の名家・歌川家。 そこで当代一の流行作家・望月王仁が刺殺される。 その時、この家には29人もの人間がいた。 そして、王仁が解剖のため病院に送られた晩、歌川珠緒、内海明、南雲千草らが次々と殺される。 連続殺人事件のようでありながら、すべての被害者に対し動機のある人物が浮かばないので「不連続」。Like1Comment0
dreamer4.0この坂口安吾の傑作ミステリの映画化作品の「不連続殺人事件」は、山奥の豪邸における、奇怪な連続殺人事件を通して、敗戦直後の人間の頽廃、狂おしさ、真情を描いた秀作だ。 当時、日活を拠点としていた曾根中生監督にとって、初の日活以外での作品。 昭和22年夏、山奥の歌川邸に十数人の男女が集まる。 歌川一馬(瑳川哲朗)が招いた連中で、小説家夫妻(田村高廣・桜井浩子)、女流作家(楠侑子)とその夫(石浜朗)、劇作家(江角英明)と妻の女優(根岸とし江)、セムシの詩人(内海賢二)など。 他に一馬の偽手紙で、画家のピカ一(内田裕也)、素人探偵の巨勢博士(小坂一也)、弁護士夫妻なども集まって来る。 彼らの多くは、一馬とその妻のあやか(夏純子)、一馬の父(金田龍之介)を含め、元夫妻、元愛人などの愛憎深い関係にあるのだった。 たちまち始まる狂宴と感情の絡み合い。 流行作家(内田良平)が殺されたのに端を発し、連続殺人事件が起きるのだった。 犠牲者は客もいれば、一馬の妹やいとこ(伊佐山ひろ子)や父もいる。 やがて、一馬も殺され、合計八つの殺人は何の脈絡もない、不連続としか見えなかった。 この不可解な不連続殺人事件の謎の解明に、巨勢博士が、挑むことになるのだが--------。 この作品は、特権階級の俗物エリートたちが、敗戦後の混乱と隔絶した山奥で、狂態を繰り広げるドラマなのですが、事態はむしろ逆であり、隔絶による単純化によって、緑の鮮やかな風景の中の人々の狂態ぶりが、混乱期の縮図を浮き立たせていると思う。 そして、殺人者の狂おしさが、戦後初期のエネルギーを邪悪に、かつ美しく語っているようだ。 まさしく、この作品は、原作者・坂口安吾のふてぶてしい人間認識を、見事に映像化したと言ってもいいと思う。Like1Comment0
しじらみ3.0ぶたれた内田裕也が反射的に殴り返そうと持ち上げた瓶からビールがチョロチョロと溢れるのが素敵。 画面に複数の人間を放り込み、賑やかす楽しさが炸裂しているが、それを2時間以上も見せられるとさすがに飽きてくる。Like1Comment0
zizi3.0コスモスファクトリーのサントラが聴ける〜昔のフロイドのサントラみたいで意外とワイルド〜スタジオが低予算なのか一発録りがぐっ!Be the first one to like!Comment0
LIBRO
2.0
原作は面白いが、映像になるとイマイチ
ひでP
3.0
2025年03月17日BS260松竹東急 よる8銀座シネマ。 坂口安吾の名作。小説は抜群に面白い。 しかしこの映画はつまらなかった・・・。どーしてこうなった。 山奥の別荘に集まった、二十九人の男女がくりひろげるサスペンス・ミステリー。 脚本、大和屋竺と田中陽造と曽根中生、荒井晴彦の四人共同。 監督、曽根中生。 出演、田村高廣、嵯川哲朗、夏純子、宮下順子、内田裕也。 N県有数の名家・歌川家。 そこで当代一の流行作家・望月王仁が刺殺される。 その時、この家には29人もの人間がいた。 そして、王仁が解剖のため病院に送られた晩、歌川珠緒、内海明、南雲千草らが次々と殺される。 連続殺人事件のようでありながら、すべての被害者に対し動機のある人物が浮かばないので「不連続」。
dreamer
4.0
この坂口安吾の傑作ミステリの映画化作品の「不連続殺人事件」は、山奥の豪邸における、奇怪な連続殺人事件を通して、敗戦直後の人間の頽廃、狂おしさ、真情を描いた秀作だ。 当時、日活を拠点としていた曾根中生監督にとって、初の日活以外での作品。 昭和22年夏、山奥の歌川邸に十数人の男女が集まる。 歌川一馬(瑳川哲朗)が招いた連中で、小説家夫妻(田村高廣・桜井浩子)、女流作家(楠侑子)とその夫(石浜朗)、劇作家(江角英明)と妻の女優(根岸とし江)、セムシの詩人(内海賢二)など。 他に一馬の偽手紙で、画家のピカ一(内田裕也)、素人探偵の巨勢博士(小坂一也)、弁護士夫妻なども集まって来る。 彼らの多くは、一馬とその妻のあやか(夏純子)、一馬の父(金田龍之介)を含め、元夫妻、元愛人などの愛憎深い関係にあるのだった。 たちまち始まる狂宴と感情の絡み合い。 流行作家(内田良平)が殺されたのに端を発し、連続殺人事件が起きるのだった。 犠牲者は客もいれば、一馬の妹やいとこ(伊佐山ひろ子)や父もいる。 やがて、一馬も殺され、合計八つの殺人は何の脈絡もない、不連続としか見えなかった。 この不可解な不連続殺人事件の謎の解明に、巨勢博士が、挑むことになるのだが--------。 この作品は、特権階級の俗物エリートたちが、敗戦後の混乱と隔絶した山奥で、狂態を繰り広げるドラマなのですが、事態はむしろ逆であり、隔絶による単純化によって、緑の鮮やかな風景の中の人々の狂態ぶりが、混乱期の縮図を浮き立たせていると思う。 そして、殺人者の狂おしさが、戦後初期のエネルギーを邪悪に、かつ美しく語っているようだ。 まさしく、この作品は、原作者・坂口安吾のふてぶてしい人間認識を、見事に映像化したと言ってもいいと思う。
しじらみ
3.0
ぶたれた内田裕也が反射的に殴り返そうと持ち上げた瓶からビールがチョロチョロと溢れるのが素敵。 画面に複数の人間を放り込み、賑やかす楽しさが炸裂しているが、それを2時間以上も見せられるとさすがに飽きてくる。
マツムラモトオ
3.5
夏純子の代表作ですかね。坂口安吾の原作の退廃ぶりは良く再現されていたとは思う。
zizi
3.0
コスモスファクトリーのサントラが聴ける〜昔のフロイドのサントラみたいで意外とワイルド〜スタジオが低予算なのか一発録りがぐっ!
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