Harmonium
淵に立つ
2016 · Drama/Thriller · Japan, France
1h 58m
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS



Toshio hires Yasaka to work in his workshop. But then this old acquaintance, who has just been released from prison, begins to meddle in Toshio’s family life…
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くらっしゃあ
2.5
カンヌの「ある視点」部門で審査員賞を受賞した映画ということからも興味を持ち観てみたが、なるほど、カンヌが好きそうな映画だった。 浅野忠信は出てきた瞬間から得体の知れない不穏さ満載。その不穏さはずっと続き、中盤あたり で最悪が訪れたかと思ったら、それに輪をかけた結末が待っていた。いろいろ投げっぱなしの厭な話だ。 蛇足な話だが、「ある視点」といえばこの前年に『岸辺の旅』で黒沢清が監督賞を受賞している。そして『岸辺の旅』の主演も浅野忠信。醸し出す雰囲気も良く似ている。彼はカンヌ好みの俳優なのか? 【prime video】
邊見 猛
5.0
This may contain spoiler!!
外は雨
3.5
まるで会話のない食事。奇妙に丁寧で姿勢のいいその姿。汚れのない白いシャツで現れた男。真新しいツナギ。家族の中に入り込んでくる。オルガンの辿々しい音。赤がねじ込んでくるように家族の中に侵食する。筒井真理子さんが美しい。 オルガンを弾く時だけはその白い背が丸くなっている。それは彼の過去の体の記憶だからだろうか。
みゆ
3.0
気持ち悪い。×100 不快、不愉快、忌まわしい、憂鬱、病んでる、 これら人が“胸糞悪い”と思う事を詰め囲んだようなストーリーに胸焼けがしました。 何が言いたいかのか私には理解出来ないけど、 こんな人たちもきっと現実に居ると思えて仕方ないリアリティさが凄いとも言えなくもない。 ぬるいハッピーエンドより余程良いのかも。
ハナ
3.5
浅野忠信って普通に居るだけで怖いのに、こんな役やったらアカンよ、、。何故普通に人を巻き込むのか。何故家族だからと巻き込むのか。個人の当たり前思想は怖ろしい。一家の主権を独りが握るものではない。家族も個人の集合体。これは忘れちゃダメよ。ラストまで徹底して加害者は被害者に加害者は被害者にが成されてて道理を感じてしまった。深田晃司監督、伝え方ホラーです。
panopticon
5.0
プライムビデオ 爪先から頭まで圧倒される感覚。こういう感覚を味わう為に映画を観ているのかも。 人生における罪や不条理のかたまりが、加工感の少ない撮影によって生乾きの存在感で肌に張り付いて来る。 金属加工場に満たされる緊張感と高音弦の擦れる音が印象的な劇伴。印象的なカット割り。赤色。 湿り気を帯びた鋭い包丁の切っ先の様な演出が身に刺さる。 一発でこの監督のファンになった。 罪を抱えながら生にしがみつき続けるか、ただ摘まれるままでいるか、猿か猫か。
my life
4.0
浅野忠信の出演作に触れてみよう…と、特に意識した訳では無いのだが3作品立て続けに再鑑賞してみた。深田晃司監督の映画である。 以前に観た時も割りと引き込まれたのだが今回も程よく内容を忘れかけてきているので再び、ずっしりと吸い込まれてしまった感じ。 この作品の焦点は過去に何があったのか。何故、刑務所に入っていたのか…そして、工場の社長の利雄がどう関わっていたのかと言うのが一つの鍵になる作品だと思う。 しかも、その関わり合いが、いまいちはっきりとしない内に、もう次のステップに移る訳だが…やはり、あの時に公園で何があったのかが相当気になりまくりの作品ではある。 8年後という歳月による構成も効いている。八坂と関わった事により徐々に家族の歯車が狂っていく様は実に見応えがあった。 八坂は結局のトコロ、どういう人間なのか…というのも気にはなる。後半からは別の目線で物語っているのも目の離せない展開だ。 そうか、ある程度の答えを示してくれてはいるが…不明なトコも多いのよねん。だが、こちら側に身を委ねる系の作品としては想像力を十分に掻き立てられ秀逸であると感じる。個人的にも、この空気の作品は好みでもあるのだ。
Schindler's Memo
4.0
厭な結末だと思った。決して驚きのあるものではないが、「家族」というのを、これほど否定したというか、あからさまに問題を張り付けてそのままにしておく・・みたいな、「希望の無さ」には、強い憂鬱感が沈殿する。 そして、この家族が決して特別なものではなく、ちょっとした仕草などは、もはや我々と同質であることが提示されているので、恐怖すら感じるのだ。 また、核心の「事件」については、具体的な描写が皆無であり、これについては観客にゆだねられているところももどかしい。 浅野忠信の装われた「白」の下に隠れる「赤」、筒井真理子が娘に着せる「赤」、筒井が見る「白い」シーツから覗かれる浅野の幻影などは、ホラーの領域に達しており、何かハネケの映画を観たような既視感に襲われた。
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