なつみ4.5・往年の名作。 物語にしても、画作りにしても、演出にしても、完璧に原作に添い遂げ、74話の最後までその骨子を崩さない。ある意味究極のドラマアニメ。 80年代欧州を舞台にした、渋い洋画調の作風であり、サイコサスペンス・ミステリー・ノワール・ダークファンタジーが一同に会し、丁寧に作られた長編アニメ。 この要素を兼ね備えた作品がまた出てくることは、二度とないんじゃないか…とすら思います。 この怖いのに落ち着いた大人な雰囲気が大好きでした。 「絵本」がテーマになっていることもあり、核となるセリフや言葉がいちいち文学的。レペティションやトートロジーを多用するため、意味不明だが、とにかく怖くて心に残る。 ・主人公が殺人鬼を追う、という大筋から、広がり繋がる、上質の群像劇。 山のように出てくる登場人物一人一人の重厚なストーリーを掘り下げながら進むので、めっちゃ長いですが、冗長になることは決してないです。 怖い大人に苦しめられる子どもたち、という構図はよくあるけど、これはその「怖い大人たち」サイドの事情にスポットが当たる。 人を殺したり、人間で実験をしたり、得体の知れない「怪物」のような存在だったはずの黒幕たちが、蓋を開けてみれば、ただの追い詰められた弱い人間だったりする。 じゃあ、彼らを其れたらしめた本物の「怪物」はどこに…? ・ドクターテンマは、アニメ界屈指のスーパーぐう聖(と勝手に呼んでいる)で大好きなキャラクターになりました。どハマりの木内秀信さんは、自分が初めて好きになった声優さんで、声に「誠実」が溢れている。 テンマは決して正義漢ではない。ただ、その人格と行動は、最後の最後まで「医師としての使命」を裏切らず、そのことがひたすら、逆境の中で戦う武器となる。 ・「怪物」とは何だったのか? 果たして、ヨハンは「怪物」だったのか? この物語から何を感じれば良かったのか、その答えは当っっっ然のように明示されないのですが…。 まるで生まれながらの怪物だったかのようにも見えるし、実験や体験の末に怪物にされたようにも見えるし、母親の呪いによって歪んだようにも見えるし、何か、この作品そのものが、視聴者に「一つの答えを出させる」ことを拒んでいるように思えました。 いくらでも考察の材料はあり、いくらでも考えることはできるのに、考えても考えても、絵本をいくら見返しても、時系列を辿っても納得のいく答えは見つからない。 絵本ってそんなもんだよね。 自分の中から都合の良い意味づけを行い、どんなお話にでもなる。 怪物のお話だったのか、人間のお話だったのかも、自分次第。Like9Comment0
外は雨4.0先日再放送していたので、久々にもう一度観た。海外旅行で行ったことのある広場の場面などが出てきて新たな発見だった。改めて時間は経っても精緻さを感じた作品だった。ところどころいろんな映画のワンシーンを思わせる演出がありますね。Like4Comment0
爆裂鳥刺し食べ放題3.0めっちゃ長かったんだが… 70話あるなんて思ってなくて疲れてしまった ドクターテンマは主人公としてピカイチすぎるな… 登場人物が多いとは言え、主要人物が絞られているので見やすさはあった この描写いるのかな…この回必要かな??って思ってたら後々出てきたりする人とかもいたような気がする じゃっかん作業用BGMにしてたので反省。長いから仕方ないね…。 でも誰これ??ってならなかったのがよかったです ラストは賛否両論あるっぽいけどわたしはいいと思ったよ エヴァ・ハイネマンは自業自得やろ〜!!!って思ってしまうこと多々あった… まあ巻き込まれた人ではある… ルンゲもちょっとあのー…って思うがこれがあるからラスト直前で感動というか感慨深いものを感じるのかもしれないLike2Comment0
kghr163.5小さな頃に原作は読んでいたけれど、大人になってアニメで観ると非常によくできた群像劇なのだと気がつかされる。 ヨハンという悪魔か、あるいは人間によって作られたなにかを中心とした群像劇。 そして最終盤まではめちゃくちゃおもしろいけどラストでモヤるというのが浦沢直樹。 親子で顔が似てるあたり改めて浦沢直樹のキャラデザはすごいなと。 「511キンダーハイム」という何も知らないのになんとなく怖い言葉は発明。Like2Comment0
えりか4.0記憶が曖昧だったので、2回目視聴。 74話があっという間だった。ほんと話を面白く魅せるのがめちゃくちゃうまい。。凄い。。 ・ でもなんか途中で「基本、引きで見た全体の構成は21世紀少年に似てるんだな…」って思った。展開とかキャラの立ち位置とか。 だからおもんないとかでは全然ないんだけども。 ・ MONSTERってミステリーやサスペンス的要素のイメージが強かったんだけど、わりとそれは話を面白く魅せるための雰囲気作りとかの要素のひとつで、それよりもこれは群像劇的なところが主軸だったのかも、と感じた。 ・ 最後にヨハンがどうなったかとかも、わりと雰囲気重視みたいな、、意味ありげだけど、よりミステリアスに見せるための演出だったのでは…??? もちろん読み取れてないだけで、めっちゃロジカルかもしれんけど!笑 ・ そう考えると、最後にめちゃくちゃモヤる21世紀少年も、アレ犯人が誰だとかどうでもよかったのか!と思えてくる。 「浦沢作品めっちゃ面白いけどオチでモヤる」は、ひとつはこの辺に起因してるんでは!?と個人的に勝手に腑に落ちた2回目視聴だった。Like1Comment0
chis@3.5ディーターだけが癒しで心の支え。 とても長かった。最後まで怖さというかもやもやした感じで心臓どくどくして終わった。 途中で飽きてなかなか最後まで見続けることができない自分でも見れたってことは面白かったんだろうな。なんかアニメっていうより映画のような海外ドラマのような重い感じがすごい。大人向け。 もう一度見ようとは思わない(笑)Like1Comment0
なつみ
4.5
・往年の名作。 物語にしても、画作りにしても、演出にしても、完璧に原作に添い遂げ、74話の最後までその骨子を崩さない。ある意味究極のドラマアニメ。 80年代欧州を舞台にした、渋い洋画調の作風であり、サイコサスペンス・ミステリー・ノワール・ダークファンタジーが一同に会し、丁寧に作られた長編アニメ。 この要素を兼ね備えた作品がまた出てくることは、二度とないんじゃないか…とすら思います。 この怖いのに落ち着いた大人な雰囲気が大好きでした。 「絵本」がテーマになっていることもあり、核となるセリフや言葉がいちいち文学的。レペティションやトートロジーを多用するため、意味不明だが、とにかく怖くて心に残る。 ・主人公が殺人鬼を追う、という大筋から、広がり繋がる、上質の群像劇。 山のように出てくる登場人物一人一人の重厚なストーリーを掘り下げながら進むので、めっちゃ長いですが、冗長になることは決してないです。 怖い大人に苦しめられる子どもたち、という構図はよくあるけど、これはその「怖い大人たち」サイドの事情にスポットが当たる。 人を殺したり、人間で実験をしたり、得体の知れない「怪物」のような存在だったはずの黒幕たちが、蓋を開けてみれば、ただの追い詰められた弱い人間だったりする。 じゃあ、彼らを其れたらしめた本物の「怪物」はどこに…? ・ドクターテンマは、アニメ界屈指のスーパーぐう聖(と勝手に呼んでいる)で大好きなキャラクターになりました。どハマりの木内秀信さんは、自分が初めて好きになった声優さんで、声に「誠実」が溢れている。 テンマは決して正義漢ではない。ただ、その人格と行動は、最後の最後まで「医師としての使命」を裏切らず、そのことがひたすら、逆境の中で戦う武器となる。 ・「怪物」とは何だったのか? 果たして、ヨハンは「怪物」だったのか? この物語から何を感じれば良かったのか、その答えは当っっっ然のように明示されないのですが…。 まるで生まれながらの怪物だったかのようにも見えるし、実験や体験の末に怪物にされたようにも見えるし、母親の呪いによって歪んだようにも見えるし、何か、この作品そのものが、視聴者に「一つの答えを出させる」ことを拒んでいるように思えました。 いくらでも考察の材料はあり、いくらでも考えることはできるのに、考えても考えても、絵本をいくら見返しても、時系列を辿っても納得のいく答えは見つからない。 絵本ってそんなもんだよね。 自分の中から都合の良い意味づけを行い、どんなお話にでもなる。 怪物のお話だったのか、人間のお話だったのかも、自分次第。
外は雨
4.0
先日再放送していたので、久々にもう一度観た。海外旅行で行ったことのある広場の場面などが出てきて新たな発見だった。改めて時間は経っても精緻さを感じた作品だった。ところどころいろんな映画のワンシーンを思わせる演出がありますね。
yk
4.0
This may contain spoiler!!
爆裂鳥刺し食べ放題
3.0
めっちゃ長かったんだが… 70話あるなんて思ってなくて疲れてしまった ドクターテンマは主人公としてピカイチすぎるな… 登場人物が多いとは言え、主要人物が絞られているので見やすさはあった この描写いるのかな…この回必要かな??って思ってたら後々出てきたりする人とかもいたような気がする じゃっかん作業用BGMにしてたので反省。長いから仕方ないね…。 でも誰これ??ってならなかったのがよかったです ラストは賛否両論あるっぽいけどわたしはいいと思ったよ エヴァ・ハイネマンは自業自得やろ〜!!!って思ってしまうこと多々あった… まあ巻き込まれた人ではある… ルンゲもちょっとあのー…って思うがこれがあるからラスト直前で感動というか感慨深いものを感じるのかもしれない
kghr16
3.5
小さな頃に原作は読んでいたけれど、大人になってアニメで観ると非常によくできた群像劇なのだと気がつかされる。 ヨハンという悪魔か、あるいは人間によって作られたなにかを中心とした群像劇。 そして最終盤まではめちゃくちゃおもしろいけどラストでモヤるというのが浦沢直樹。 親子で顔が似てるあたり改めて浦沢直樹のキャラデザはすごいなと。 「511キンダーハイム」という何も知らないのになんとなく怖い言葉は発明。
えりか
4.0
記憶が曖昧だったので、2回目視聴。 74話があっという間だった。ほんと話を面白く魅せるのがめちゃくちゃうまい。。凄い。。 ・ でもなんか途中で「基本、引きで見た全体の構成は21世紀少年に似てるんだな…」って思った。展開とかキャラの立ち位置とか。 だからおもんないとかでは全然ないんだけども。 ・ MONSTERってミステリーやサスペンス的要素のイメージが強かったんだけど、わりとそれは話を面白く魅せるための雰囲気作りとかの要素のひとつで、それよりもこれは群像劇的なところが主軸だったのかも、と感じた。 ・ 最後にヨハンがどうなったかとかも、わりと雰囲気重視みたいな、、意味ありげだけど、よりミステリアスに見せるための演出だったのでは…??? もちろん読み取れてないだけで、めっちゃロジカルかもしれんけど!笑 ・ そう考えると、最後にめちゃくちゃモヤる21世紀少年も、アレ犯人が誰だとかどうでもよかったのか!と思えてくる。 「浦沢作品めっちゃ面白いけどオチでモヤる」は、ひとつはこの辺に起因してるんでは!?と個人的に勝手に腑に落ちた2回目視聴だった。
kazunii
4.0
毎回エンディングの絵本と曲が怖いんですよ
chis@
3.5
ディーターだけが癒しで心の支え。 とても長かった。最後まで怖さというかもやもやした感じで心臓どくどくして終わった。 途中で飽きてなかなか最後まで見続けることができない自分でも見れたってことは面白かったんだろうな。なんかアニメっていうより映画のような海外ドラマのような重い感じがすごい。大人向け。 もう一度見ようとは思わない(笑)
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