ド派手なアクションが観たければワイスピ、ドキドキしたければ君の名は、ワクワクしたければジュラシックパークやホームアローンを観れば良い。 しかし映画とは我々がワクワクドキドキする為の、単なるエンタメでは無い。少なくとも快楽としての映画は浅はかで学びが無い。我々から複雑な感情を引き出し、カタルスシスを感じさせ、非日常的な世界へいざなう、そんな芸術的名作こそ本当に観る価値があると言えるのだ。