レビュー
コウキマン

コウキマン

2 years ago

3.0


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ブレット・トレイン

映画 ・ 2022

平均 3.4

2022.12.29.137.rh.aik ネタバレあり 伊坂幸太郎の小説“マリアビートル”をハリウッドが映画化。暗殺等の物騒な仕事で生計を立てる“天道虫”(ブラッド・ピット)は、東京から京都へ向かう新幹線内で荷物を盗む指令を受ける。その盗む相手というのが有名な同業者“レモン”と“ミカン”のコンビ。コンビはボスのバカ息子を救いだし荷物を無事ボスの元に届けるのが任務。しかし荷物は盗まれ、バカ息子は何者かに殺されてしまった。 新幹線には、息子をビル屋上から突き落とされて復讐に燃える男、その犯人の“王子”、過去にフィアンセを殺された過去を持つ暗殺者“狼”、謎の暗殺者“スズメバチ”などが乗り合わせ、熾烈な殺し合いが始まる。 原作ファンなために、微妙な設定変更や過激な演出に不満はあったものの、なかなか楽しめる映画だった。「大切なことはすべて機関車トーマスから学んだ」という“レモン”、めちゃくちゃ濃くて、重要キャラになっちゃったけど、これはこれでいいのかと。クライマックスは、ハリウッド色出しまくりで、伊坂幸太郎の淡々とさりげなく盛り上げる雰囲気とは大違い。ここあたりはちょっと低評価。しかし全体的にキャラが最高にアホでクールに描かれており、日本をバカにしてるのかリスペクトしてるのかよくわからない扱いも個人的には楽しめたかも。


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