レビュー
実際にあった最後のヒトラー暗殺計画と、その後のクーデター計画を映画化。 北アフリカ戦線で負傷し、右手と左眼を失った隻眼のリーダー、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐をトム・クルーズが熱演。 同志であるオルブリヒト将軍をビル・ナイが演じています。 ♢♢♢ タイトルの「ワルキューレ」は予備役将校を実戦配備する極秘作戦の名称で、暗殺後の政権掌握にこの作戦を利用しようとしたことに由来します。 「彼(ヒトラー)以外にもドイツ人はいる」 一日も早くヒトラーを暗殺してクーデターを起こし、米英と講和してソ連から守ってもらうしか、ドイツが助かる道はないと考えたドイツ軍人たちの命を賭けた熱いドラマで緊迫感もありますが、結果を知っているだけに見せ方が非常に難しいです。。。 ただ、現在のドイツで反ナチ運動の英雄と称えられるシュタウフェンベルク大佐はもっと多くの人に知られるべきで、本作の映画化の意義は大きいし、自分も観て良かったです。 ♢♢♢ (敬虔なカトリック教徒としても知られているシュタウフェンベルク役をサイエントロジストのトム・クルーズが演じることに、ドイツでは息子さんをはじめ強い反発があったそうです...笑)
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