レビュー
〈高まる気持ちレビュー〉 不安しか無い。 〈鑑賞後レビュー〉 完璧にT2の続編でした。プロローグのVFXで驚愕。グイグイ引き込まれます。 原題の[DARK FATE (暗い宿命)]が示す通り絶望的な展開。全ての観客にショックを与えたところから物語は始まります。 1と2がそうだったように物語の中心はサラ・コナーです。最初に現れた時は一瞬不安でしたが、リンダ・ハミルトンは完璧に新しいサラを演じており、不安はすぐに消し飛びました。長年の苦悩を刻んだサラは今のリンダだから表現出来るキャラクターです。 今回は三人の女性が物語の中心となります。 新たにターミネーターに狙われるダニーは[現在]を生きる普通の女性、[未来]から助けに来る強化人間グレース、重い宿命[過去]を背負って生きて来たサラ、という構成です。それぞれの象徴は、[過去=宿命][未来=献身][現在=希望]を表します。 [いま、何をするか]がテーマなのです。 [何が出来るか]では無く。 おそらく、アーノルドのターミネーターが見られるのも今回で最後でしょう。 シリーズ有終の美です。 宿命と贖罪、献身と希望を描いた本作はシリーズ屈指のアクション大作です。この迫力は劇場で味わう価値が十分にあります。
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