レビュー
2020.8.19.143 アメリカ、ボストンの新聞社が、カトリック教会神父による児童虐待をすっぱ抜く。記事にするまでに様々な圧力がかかるが、記者たちが記者生命を賭けて真実を世に伝える姿に感動。この報道を期に、泣き寝入りしていた被害者が続々と声を挙げたらしいが、それでも氷山の一角なんだろうな。神父たちの間ではもはや慣習になってたんだろう。自分は無宗教だけど(無神論者ではない)、宗教とは敬虔な信者にとっては拠り所であり道しるべのようなものでなければならないと思う。神父ともあろう者がその立場を利用し弱者を搾取するなんて言語道断。本当に悪質極まりない。 作中で性的被害にあった男性が、堪えきれずに涙を流すシーンがいくつかあったが、それで少し考えさせられた。現代でも立場を利用して関係を持った話はよく聞くが、大抵被害者は話したがらない。本当に話したくないし、思い出したくないんだろうな、と思った。不躾に聞いてはいけないもの。肝に銘じとこう
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