レビュー
ぽすとちっぷ

ぽすとちっぷ

3 years ago

3.5


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3年B組金八先生 第1シリーズ

テレビ ・ 1979

平均 3.5

15歳の母。そして愛の授業。 3週を通して人間とは何か?愛とは何か?を考えさせられる。 今でこそ乾先生は金八先生のよき理解者だが新米時にはここまで酷かったのかと(笑)ディスコの回では金八の涙にどきりとさせられる。彼は踊る彼女らの素直な笑顔に涙し、年末や正月でさえ休みなく受験という学力社会の渦に巻き込まれている姿に憤る。確かに現在えんぴつをナイフで削れる学生が果たして何人いるのか。とても考えさせられる。 義務教育を終え社会に出る者もいれば、卒業式後に受験結果がわかるものもいる。人生で初めての試練がたった15年生きた少年少女に降り掛かっているのだと思うと、学歴社会の異常性を感じるとともにそれに逃げてはダメなのだというこのドラマのメッセージが突き刺さる。 家庭環境の所為で進学したいと思う者が、お金の問題で親に遠慮し働かなくてはならない、ということが現在でもこの問題があるということは解決策を見出せていないのが社会の現状なのだろう。それでも親のせい、社会のせいにせず働いて高校に通うよと言ったタクちゃんのなんと眩しいことか。 各話でキレた男子学生を無理やり思春期のせいにしたりするエピソードに?となることもあったが、見応えあるドラマだった。