レビュー
ザ・男目線映画。水原希子がハマリ役で、その猫的な魅力に狂わされていく民生ボーイ(と他の男たち)に同じ男性として共感せずにはいられない笑、ポップなラブコメディ。 「モテキ」('11)の大根仁監督の作品。エロいシーンでは、監督自らエロカメ(通称Eカメ)を担いで接写したらしい笑。奥田民生自身も鑑賞したそうで「本当にやめてほしい」と番組で語ってた笑 女性の前では無力だったり、熱中してしまったり、仕事にもそれがモロに影響してしまう、まさに狂わされるボーイな男のサガが、同性として共感できる。 水原希子の熱演ぶりにも注目。可愛げや、猫のような感情の裏返し、ベッドシーンやキスシーンでの“狂わせるガール”的積極性がよく表現出来ていたと思う。まあキスシーンの積極的な水原希子がエロい笑 言うまでもないけど、全体に散りばめられた奥田民生大好きっぷりはアツい。奥田民生の曲が聴きたくなる事間違いなし笑。クレジットで確認する限り、使用曲は全て奥田民生で15曲以上。そんな映画は中々ないと思う笑 大根監督らしいセンスのある映像表現も至る所にあって、映画全体のポップさも増していたと思う。 民生ボーイが狂わせガールに狂わされる事で、民生の生き様とは違う、別の生き方を見つけていく。そんなメッセージがあったように思うけど、もう少し骨太な芯があればなあと思ったのは期待しすぎでしょうか。
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