
cocoa
5 years ago

砂時計(2008)
平均 2.9
原作コミックは未読。 ドラマもあったそうですが、今回初めて映画版を観ました。 父親の事業の失敗から離婚して実家に戻ってきた母(戸田菜穂)と娘、杏(夏帆)。 なかなか馴染めない杏は大悟(池松壮亮)と知り合い、仲良くなる。 心を病んで命を絶ってしまった母を想う杏に大悟は「ずっと一緒におっちょる」と支えてくれる。 そんな二人のその後まで描いたお話です。 まず何と言っても杏の娘時代を演じた夏帆ちゃんがとても良い。 ピュアで儚くて、彼女の演技でどんどん引き込まれていきます。 (同じ位の時期の『天然コケッコー』も本当に可愛かった!) 杏を支える池松くんも少し幼さが残っていた時期で一途な気持ちが良かったな~。 だからどうしても大人になった配役…(杏や婚約者など)がしっくりいかなくて残念だった。 杏の母は弱かった…そしてそのトラウマを抱えてしまった杏の苦悩はわかるのだけど。 時折ホラーのような描写になるのはいただけない。 大人になった杏(松下奈緒)が母と同じ選択をしそうになって、祖母(藤村志保)から「しゃんとせい!」と叱られるのはグッと来る。 祖母は禁句にしていたけど娘に続いて孫まで自死してしまったらやりきれない。 ロケ地の島根県の風景が素晴らしく、日本海や山村部、駅舎など美しかった。 そんな田舎で大悟と過ごす杏の可愛さだけが印象に残った作品でした。