レビュー
邦題から勝手にハッピー映画だと思ってたけど、切なくてしんみりとした終わり方だった。 現実的で寂しいストーリー展開。でも二人のお互いへの愛情は物語に穏やかに染み込んでる感じ。長年寄り添ってきて、最後に離れてしまったけど、傍に居なくてもずっと彼らが互いを想ってるのがわかる。 すごくネタバレなんだけど、夜に突然ジョージがベンを訪ねてくるシーンが萌えた。やるせないやら寂しいやらでいっぱいいっぱいになったのか、しくしくと泣くジョージを驚きながらも優しく抱き締めるベン。短いけど、あまり起伏の激しくないストーリーの中ではドラマチックなシーンだったんじゃないかな。きっとあの時あの部屋でさえも二人の居場所は何処にもなくて、お互いの腕の中だけが唯一身を置ける場所だったんだろうな…。 しんみりとした幸せな映画だと思ったので、もっと年をとってからまた味わってみたいかもしれない。
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