綺麗な声だなぁ～。ボーイ・ソプラノはほんの一時期神様から借りた声なんですね。凄く素敵な表現で思わず「ほぉ～」と声を出してしまいました。劇場じゃなくて良かったです。 しかし、この作品は劇場の良い音響で観るべきでした。 ステットの荒れて凍った心を、少しずつ溶かしていく音楽と友だち。少年期にはやっぱり友だちは不可欠です。意地悪をする子もいれば、歩み寄ってくれる子もいるわけです。 厳しくも、暖かい先生たちも不可欠な訳です。 ストーリーも分かりやすく、ありがちな展開とラスト。でも、ボーイ・ソプラノたちの歌声に惹き付けられて止まない作品でした。 キャッシー・ベイツ、ダスティン・ホフマン、デブラ・ウィンガーはやはり隠しきれない個性がありますね