レビュー
ざべす

ざべす

6 years ago

4.5


content

エデンの東(1955)

映画 ・ 1955

平均 3.4

「善と悪」は、どちらかではなくもっとテキトーに曖昧でいいことを肯定する古典名作。 たとえば「父のためを思って戦争を利用して儲けたお金を父に渡す」ことは“悪”か。 行為自体はハイエナのようで嫌がる人もいる。 しかし人のためを願った気持ちは善ではないのか。 彼は正しくない悪人と断罪してしまってもいいのか。 こういった、正しいことを押し付けてくる善人や、己のことを悪人だと愛に飢えてもがく人物や行動が提示される。 人によっては思春期でぶつかる問題だと思うので 若い頃に、小学生のころに見れているともっと楽になったかもしれない。 ラストは決して「解決」だとは思っていない。 綻びと二度と戻らないものに向き合うときがいつか来るだろうと思えるエンドだった。