レビュー
1987年に公開されたヴィム・ヴィンダース監督によるフランス、西ドイツ合作映画 ・ カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した ・ 最後に「全てのかつての天使、特に安二郎、フランソワ、アンドレイに捧ぐ」とあることからも、映画に対する愛に溢れた作品 ・ 難解で詩的な台詞によって文学的な作風になりつつも、天使と人間のラブストーリーというファンタジーな要素もあったり、前衛的な演出にカメラ・アングルとひとつの芸術作品としての完成度はかなり高い ・ 前半モノクロ映画なのかと思ったらカラーになったりするんだけど、モノクロとカラーの使い分けの理由が斬新で素晴らしい ・ 名優ブルーノ・ガンツが若くて誰だか判らなかったけど、やっぱこの人はいい俳優 ・ あれピーター・フォークが出てるって思ったら、ピーター・フォークがお馴染みの刑事コロンボの撮影でベルリンに来てるピーター・フォーク本人役として出演してるから笑えた ・ しかも、けっこう重要な役だし、ピーター・フォークの衝撃の正体が明かされる(笑) ・ ちなみに「時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!」という続編があります
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