レビュー
本作は数あるマンハント映画の頂点を極める傑作だと思う。まず狩りが始まる瞬間から誰が犠牲者になるか分からない展開が、動物パニック映画のセオリーを無視したサメ映画の「ディープ・ブルー」に似ているところがいい。しかも殺し方のバリエーションが豊富で全く飽きさせない。そして、我らが主人公・スノーボールとラスボスとの頂上対決は、嬉しいことにタランティーノ監督の「キル・ビル」での烈しいキャットバトルを彷彿とさせてくれるではないか。鼻持ちならない〈ミリオンダラーベイビー〉も人違いだったとはいえ、とんでもない疫病神をマナーゲートの〈領域〉に招いてしまったようだ。
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