レビュー
偶然、ベルファストに続いての北アイルランド絡みの映画。時代設定は70年代となり、ベルファストではサンダーバードに自分の背景を感じたが、今回はパンクロックで、大人になった頃の自分を投影出来た。 北アイルランドといえばアンダートーンズ位しか知らなかったが、劇中に名前は出てくる。 真っ直ぐな情熱で音楽を愛し、自己投影できる主人公と違い、当時のマンネリな音楽やファッキン(笑!)な社会情勢から、だがしかし安全な地からパンクロックを聴いていた私には、ベルファストでアピールするパンクロックが思いの外、ストレートで気恥ずかしい程の青春ロックなのだが、沢山のテロで死者続出の地なんだがなぁと不可思議な気持ちもした。 例で出てくるイングランドのバンドも、アジテーションの効いたパンクロックではなく、ファッション的なパンクロックだ。 と、不満ばかりを書いているが、まぁ私にとって非常に繊細な部分(否定から入るからパンクなんだろ!)との拘りがあり過ぎるからですね。生きるのに命懸けな内戦の様な北アイルランドだからこそ、シンプルな恋や愛の歌なのかもですね(と、大人の解釈) しかし、ラップもパンクも飲み込んで毒気を抜く資本主義が一番怖い!魂は売るな!不良ども‼️
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