
てる

スパイダーマン:ホームカミング
平均 3.8
面白かったけど、期待してたほどではなかった。 悪くはなかった。つまらないわけではない。でも、残る作品ではない。今までのスパイダーマンシリーズの中では最下位かな。 少年の成長とアベンジャーズのニューカマーの参入。それ自体は悪くない。あどけない世間知らずの子どもがスパイダーマンとして成長していくのは良かった。元々賢い子であるし、スーツの性能を発揮するのも早かった。ただ、そこに責任能力が伴っておらず、空回りしてしまうことばかり。今までの作品よりもずっと年相応のスパイダーマンなのかもしれない。 それはアベンジャーズがいる世界観だからこそだ。ベンおじさんの復讐などないのだ。慈善でヒーローを勤めていく意味や、素性を隠し1人で闘っていく辛さとかそういった心の闇を抱えることなどないのだ。なぜなら、スーパーヒーローが既に存在しているので、お仲間はいるし、ベンおじさんを殺した小悪党なんていないし、ヒーローという概念があるのでヒーロニズムに悩むこともない。 つまり、憧れのヒーローになりたいという単純な子どもの夢をパーカー少年が、その夢を叶えるというサクセスストーリーなのだ。挫折を繰り返し、少年が大人に、ヒーローになっていくのは面白い。しかし、もはや、それはスパイダーマンじゃなくてもいいのではないだろうか。MCUシリーズにスパイダーマンを参入させたいがために無理矢理あてがった後付けストーリーでしかない。そんなハリウッドにありがちな内容でスパイダーマンを使ってほしくなかった。スパイダーマンはもっと人間臭くあってほしい。もっと闇があって、悩んで悩んで、それでもヒーローであろうともがく姿がカッコいいのだ。 アベンジャーズのスパイダーマンは他の作品に比べて幼すぎる。 次回作は期待できるのかなぁ。いやいや、そもそもシビルウォーを観てからでないと話しにならない。とりあえず、次はシビルウォーを観よう。