
2na.
4 years ago

真犯人フラグ
平均 3.4
幸せの絶頂にあった男が、愛する家族が失踪したことで日本中から疑惑の目を向けられ、見えない悪意に翻弄されながらも懸命に家族を取り戻そうと奔走する2クールかけた長い物語。 西島氏の度を越したお人好しぶりには協力者の面々と同じく頭を抱えることも多かったが、あの主人公だからこそ助けたいと思わせたり、欺くことに罪悪感を覚えずにはいられなかったり、真相に近づくにつれて彼が彼であった所以は確かにあったかなと思う。 それでも、疑われまくり、犯人の作為通りどんどん罠にハマり状況が悪化したり、妻含め身近な人の裏切りが発覚していくのは見るのがつらくもあった。 真相は考える限りで最悪のパターンであったが、半年かけたサスペンスのラストとしてはありかな。 小さないくつかの事件が、周囲の人の少しの保身やそれに便乗した人間の思惑で複雑に組み上がっていたのはお見事。やや都合が良すぎる気もするけど。 あな番の時と同じで、考察が盛り上がりすぎてある種真相を越えてしまった(ところもある)。 迷惑YouTuberや番組コメンテーター、職場の同僚カップル、謎の猫おばさんなど小ネタも楽しませてもらったなぁ。 相良氏の探偵モードが意外というかあまり発揮されなかったのが残念であった。 最終話を見終わっての感想は、林が想像を遥かに越えたクソ野郎だったことと、裏切りを働いた人々の中にも語らない相良氏への好意があったのは本当の事のように感じたということ。恐らく、犯人も。 「どっち?」でおなじみ阿久津刑事が終盤、相良氏にかけた「頑張りましたね」の一言が何故か異様にうれしい。 腑に落ちない面もあったが、なにはともあれ相良ファミリーと二宮ちゃんに幸あれ。