レビュー
てっぺい

てっぺい

9 years ago

4.0


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SCOOP!

映画 ・ 2016

平均 3.2

ゴシップ業界に生きる人の生き様が伝わる映画。ゴシップ誌においても、会社内の各部の立場でシビアなせめぎ合いがある、そんな生々しさが伝わってくる。 静は映画の中で何度も仕事をバカにされるし、自分でもゴキブリ以下と揶揄するが、写真を撮る事には真摯。チャラ源を敢えてピンボケさせて撮っていたり、野火の寝顔が最後の一枚だったり、エンドロールに2人がスクープを捉えるまでの時間の経過を表現していたり、後半その辺りがきちんと描かれている。 1点、カメラへの真摯さを描くのなら、もっとシビアな描き方でもよかった。二階堂ふみが回されかけるシーンがあったが、写真を撮ることが命懸けなのなら、そのまま回された方が映画にグッと深みが出ていたと思う。静が銃殺されるのなら全体としてトーンもその方があっていたはず。 側面的なところでは、実際にscoopという雑誌を発行しているのも面白い。(SPAの臨時増刊として) 「モテキ」の監督ならでは、なんかやってくれる感、はさすが!