
GOICHI
9 years ago

キセキ ーあの日のソビトー
平均 3.3
「現代なのに古臭さ漂う半自伝映画。」 顔出しされたことのないバンド「GReeeeN」の半自伝的映画。どこまで実話かは知る由もないが、とにかくドラマ的ベタな要素を取り入れている。 その1つに小林薫演じる主演兄弟の親父。今時あんな厳格で頑固なステレオタイプの父親がいるかと。現実にいたとしても今更こんな父親キャラを臆面もなく描くのにこっ恥ずかしさすら覚えたんだが。更にこの父親と患者のエピソードではベタベタ過ぎて憤死したわ。 あとコレ弟に対して兄貴が不憫過ぎるだろ。まあグリーンプロデュースって形に収まったので良いんだが、弟の陽な面に対して兄はレコード会社との軋轢や仲間達との衝突など、隠な部分が全て兄貴のエピソードにぶち込まれている。てか兄は現実では今何してるんだろうか。音楽プロデューサーとかになったりしてるんだろうか。 そして何より展開はスピーディなはずなのに、何故かテンポが悪いと感じた。冒頭からいきなら4.5分ぐらい兄バンドの曲を聴かせられたりするからな。こういう冗長な部分が多いくせに、あっさりなトコはあっさりだったりする。 まあ、グリーン誕生秘話みたいな映画だが、普通の青春ドラマとしても現代に近い割には古くさいベタな演出が目立つチグハグな印象の作品だった。つまらなかったワケでは無いが余りノレなかったなあ。あ、菅田将暉が唄うグリーンの曲は良かった。