レビュー
大人のルパン三世ということで、かなりダークな世界観かと思っていたが案外いつものルパンでこれといって違和感なく鑑賞。 「峰不二子という女」というタイトル通り、峰不二子を主人公として話は進むのだが、終盤まで峰不二子というキャラクターに関するエピソードは特になく、肝心の過去も偽の記憶を植え付けられていただけでやはり峰不二子は謎の女で終わるという、まあタイトルで釣った感は否めない。 だが峰不二子目線で、ルパン一味になる前の三人と面識していく流れはかなり面白かったし、子供向けコメディルパン三世からダーティでハードボイルドなルパン三世に再構成した功績は大きい。 オスカーというオリジナルキャラクターの必要性だったり、五ェ門がネタキャラ扱いされてたりと不満はあるものの、ルパン三世の世界観を味わえる雰囲気作りが素晴らしい良作だった。
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