レビュー
刹那とマリナの関係が終始尊い。10年前に見た時はマリナの思想がお花畑じみてると思って嫌っていたが、今ならよく理解出来る。真に平和の象徴となりうるのは最後まで暴力を取らなかったマリナしかいないんだよね。人は一度でも戦いを選んでしまうと刹那のように戦いの連鎖から抜け出せなくなるから。戦うことしかできない刹那と、決して戦いを選ばないマリナ。でも2人の目指すところは同じ、『分かり合う平和』だ。同じ理想を描いているから、互いに交わることのない道を選びながらも、互いの道に理解を示す。ファースト~セカンドシーズンで描かれたのは、刹那とマリナが分かり合う過程だったように思う。 OOは総じてキャラクターが良い。特に男たちが良い。サーシェスは最悪の敵として存分に活躍してくれたし、スミルノフ大佐がセカンドシーズン6話で見せた父としての選択には泣いた。ミスターブシドーは存在自体が面白いし、コーラサワーは最後までオイシイ役どころだった。
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