レビュー
クゥもう少し可愛く書けなかったのかとは思うが、河童が人間社会で生きることの難しさが伝わってきていたたまれない気持ちになった。 なんで難しいか。それは人間が醜い生き物だから。河童の存在を知った瞬間群がる大衆、過熱する報道。拾ってきた康一一家も次第に浮かれて「テレビ出演だ!」とかクゥの気持ちを考えず突き進む。唯一の理解者の犬とのやり取りが救いだったがその犬は、、、。 一度浮かれてクゥの気持ちを蔑ろにした康一一家。それに気付いて最終的には良い感じになるが、個人的には一度醜い姿を見てしまった故にそれが拭えず、河童に対する同情しか残らなかった。 そうそう岩手に旅するシーンは良かった。でもやっぱ全体的に人間の醜さ際立つ映画。風刺的にみるならいいか
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