レビュー
面白いか面白くないかといわれれば、面白くなかったと答えるしかない。ただ、独特の味わいのある映画ではあった。 薄茶色の風景は、なかなか見ない色合いであり、これが台湾映画なのかとも思う。 また、誰が誰だかわからないし、なにをしているのかもわからないが、少年たちが一人の女の子に淡い恋心を抱いていて、どうやらなにかが起こっているらしいことも、青春の甘酸っぱさを感じさせる。惜しむらくは、この女の子が可愛くないことだ。 常に引いたショットで、カメラが激しく動くことはない。つまり、登場人物がアクションすることはあるが、観客それによって興奮するようなことはないし、製作者もそんなことは考えていなくて、むしろ、観客に冷静さを求めているのかもしれない。 それにしても、誰が誰だかわからず、なにが起こっているのかもよくわからない、それで4時間というのはなかなかきつかった。
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