レビュー
ウッディ・アレン監督作品は、『アニー・ホール』以来、二回目です。ミュージカルで、歌にも皮肉が込められていたり、彼らしい早口な面白いセリフが多く、要所要所で笑いました。 『レッドドラゴン』の6年前の作品とあって、ホールデン役のエドワード・ノートン若い!ホールデンの恋人スカイラー役のドリュー・バリモアも、『チャーリーズ・エンジェル』以前の作品で若々しいです。作品中で二人は婚約していますが、『ライ・トゥ・ミー』のティム・ロスが、元囚人の役で、ホールデンからスカイラーを奪います。今や、心理学者・博士の役を演じるティム・ロスも、20年前は元囚人の端役だったのか…と感慨深くなったりして。 ローラ役のナタリー・ポートマンは、『レオン』の2年後の作品なので、まだ15歳のティーン時代。最近見た『水曜日のエミリア』や『ブラック・スワン』『抱きたい関係』ではすっかり成長していて驚いたけど、本作では大人の階段の登る途中を見ることができた感じ。 ウッディ・アレン自ら、ジョー役を演じ、というか、彼そのもののような気もするが…どさくさに紛れてジュリア・ロバーツ扮するヴォンと付き合うなんて、あり得ない感じ。ウッディ・アレンらしい口説き方というか、言い回しが面白い。身振り手振りを交えて、あんなに沢山の情報を盛り込んだ会話されると、高嶺の花ジュリア・ロバーツも振り向くのだろうか…などと考えてしまいます。ウッディ・アレン作品って、こういう感じなのかな、が分かりました。
一番最初に「いいね」してみましょう。コメント 0


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.