「ほん怖」みたいな幽霊にテーマを絞った3つのオムニバスで、3話目がとても面白くて星は4つ。他は星2つです。
1話: 贓物 Stolen goods
サイモン・ヤムの監督主演、やや難解ではあるが怖いのが苦手な人はトラウマになるので注意。
2話:工作人員 Crew
ややコメディータッチの物語、内容は悲しい。
3話:放手 A Word In The Palm
「啓蟄の日」が近づいた3月に入ると、香港鵝頸橋の高架下で実際には(年中)行われている「打小人」ダーシュウヤンの最適な日として大いに盛り上がるのですが、それを題材にシンプル且つかなり怖い内容に仕上がっている。話としては日本の恐怖物でもある話ですが、その土地の雰囲気を損なわず誇張せず絶妙なカメラアングルで見せてるところが凄いなと思う。内容よりも絵としての完成度が高かった。
色調、小道具、カット割り、カメラアングル、どれを取っても日本のドラマや映画は負けてしまうなぁ....。