レビュー
予告編の戦闘シーンが戦闘シーンの全てといっていい。それも冒頭。後は殆どが、ドイツ国内の狭い範囲での密室劇みたいな展開になる。 それでも、一から十まで戦争映画であると思う。 また、ヒトラーの死については、たいていの人間が事実を知っている。だから、「史実に基づいた・・」とナレーションされると、もう既にラストが解ってしまう。 それでも、第一級のサスペンスであると思う。 つまり、紛れも無く「軍事作戦」を描いており、綿密な計画を立てても尚且つ予定外のことが起こることを想定し、それでもどうなるか・・とハラハラする映画となっている。 まんまと製作者側の意向に乗ってしまったが、「戦争サスペンス」として王道を行く傑作だと思った。 全てドイツだけのことを描いた戦争映画なのだが、100%ハリウッド製作であるらしい。アメリカの凄さを改めて感じる。 そういえば、「硫黄島からの手紙」も100%ハリウッド映画であった。
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