レビュー
日本初の総天然色映画で、フジカラーの功績は大きい。 子供の頃、牛に蹴られて頭のネジが一本外れてしまった娘(高峰秀子)が、故郷に錦を飾る話。 この娘は家出して東京に行っていたのだが、舞踏家として芸術しているとの触れ込みで、校長先生(笠智衆)も後押し、でも父親は胡散臭く思っている。 そして浅間山のふもと、北軽井沢駅にストリッパーが降り立つ。 カラーに必要な明るさのため、ほとんどが屋外の昼間のシーン、終盤、ストリップシーンなどでセット撮影パートがあるが、多分、焼けるような暑さだったと思う。 高峰秀子はネジの外れた女を楽しそうに演じており、最初から最後まで目は釘付けだった。
一番最初に「いいね」してみましょう。コメント 0


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.