レビュー
2021/7/4 オトナ帝国よりも、こちらが好みでした。 野原一家が不思議な夢を観る所から物語が始まるんですが、とにかくこのアバンタイトルから一気に引き込まれる。隙のない脚本で、泣き所と笑い所のバランスも絶妙。戦国時代の死生観や恋愛観は現代を生きる私達(=野原一家)とは異次元なもので、だからこそラストにかけて畳み掛ける展開と演出が素晴らしかった!! 序盤のひろしのセリフ『しんのすけのいない世界に、未練なんかあるか?!』も泣かせますね。 ◆ 作画は流石の京アニさん。合戦の場面は臨場感があり、音楽も壮大で、歴史スペクタクル感を存分に楽しめました。れん姫の高貴な身分の演技(走り方、笑い方1つ取っても)も丁寧に描かれていて、作り込み具合エグい…と感動。 そして、血こそ描かれないものの、しっかりとした“死傷”が描かれるのも、クレしんなのに?!といい意味で期待を裏切られた。 ◆ これ、後に実写化してるのね(情報が遅すぎる)。
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