レビュー
Tomoyo ジェンヌ

Tomoyo ジェンヌ

3 years ago

3.5


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エビデンス ー全滅ー

映画 ・ 2013

平均 2.9

※ネタバレ厳禁作品なので読むのは自己責任で! 【”真実”はすべて映像の中に】 うん!POV形式の中でも面白い作りかも! エグい描写もあるのにオシャレで疾走感のある作品だったなあ… 捜査パートと現場映像を交互に見ていく「食人族」形式に似たところがあるPOV手法。 【あらすじ】 バーナーの炎で人を焼き殺すシリアルキラーによる事件が発生。被害者が撮影した証拠映像(エビデンス)から事件の真相、そして犯人を追及していくサスペンス・ホラー。 まず”殺人鬼に襲われそうなのになぜカメラを回し続けられるのか?”と言う往年の矛盾を全解決する設定に満点を与えたい…! バーナーで人を焼き殺すシリアルキラーという残忍極まりないキャラクター性も面白いけど、現場に残された証拠映像から犯人を導き出す捜査パートとの組み合わせでテンポがいい所も好き。 映像が荒い箇所も多くてホラーっぽい残虐シーンを楽しみにしている人にはちょっと物足りないかな。 ジャンプスケアはまあまあ多いから心臓には悪い…(笑) ただ脚本としては細かい設定は差し置いて、完璧に近いと思う。 ミスリードを引き起こす流れにはさすがに騙された。 途中の報道機関への映像流出により、警察署内に犯人がいるのでは?!と飛び火し話の核心から引き離される部分は特に目まぐるしく楽しかったし。 最初から最後までちゃんとセリフの中にヒントがありながら、エビデンス(証拠)のはずの映像を勝手に取捨選択していた警察側の無能さもまた一興… サスペンスとしては犯人が2転3転する面白さはありながら、そもそも被害者が少ないので、勘がいい人じゃなくても真犯人が分かってしまう詰めの甘さもあるのよね… (脳死で見るべきだったかもしれない) 序盤のタイムストップ映像からラストの締めまでずっと洒落てるし、真犯人が分かっても騙される快感に陥ってしまう。 長さも丁度いいし、パケのB級感がハードルを下げてくれるので評価もそこそこ高い部分でキープできそう。 【メモ】 ・彼女たちが狙った被害者たちの職業がエンターテイナーたちだったことに意味はあるのか? (女優、監督志望のため自分以外に目立つ人間を排除したかったから?) ・精神異常者オバサンの夫は彼女たちが金銭目的で殺しを仕掛けた?(遺書が不自然?「ラスベガス」へ行けとか) ・犯人の目の前で”シリアルキラーは殺人を芸術だとおもってやがる”って言っちゃうの面白い ・序盤から彼氏の顔と言うかシーンにばかりノイズが入っていて編集したのか?と疑ってしまった ・ドライバーが犯人だと誰もが気がつくように巧妙に映像が練られていてあまりにも出来過ぎている(笑) ・指輪渡すシーンは意図が読めなさすぎる ・普通の殺人鬼ではなく”バーニングキラー”という新しいジャンルを開拓する彼女たち才能あると思う