レビュー
Margaret

Margaret

5 years ago

4.5


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アンナ・カレーニナ

映画 ・ 2012

平均 3.1

トルストイの長編小説を美しく映画化した作品。 不幸にも2人の男から違った愛を受け取ってしまった話。 法を作るのは男で、ロシアのキリスト教を厳しくリメイクしたのも男。その現状で自らの行動がもたらすものを、理解していた筈だった。 男も女も美しい人が多いからなのか、ロシアって初婚年齢が低く離婚率が高いらしい。アンナ・カレーニナもその1人だった。 恋が何かを知る前に理屈で相手を選び結婚。 それ故に手に入らなかったロマンスに手を伸ばして飛び出して行ってしまった、アンナは本当に美しく哀れな人だった。 舞台仕掛け風の場面展開は貴族社会の美しく狭い所や、裏方(召使)の存在やどこか薄っぺらい部分などを表しておりとても洗練されていた。 前半の舞踏会のシーンでは白と黒の衣装でキティーとアンナの対比をしているように感じた。他にも衣装の色でアンナの心情を描いており、全体的に見応えがある作品だった。