レビュー
続編の方から見ちゃった、タイトルわかりづらいなー。そしてこんなサブタイトル見たら「ネイビーシールズが主人公かな」と反射的に思ってしまうけど世界は広い、パクスアメリカーナはとっくに終わった🐼 えーと、続編に比べてウージンのおれさま映画感は少し薄めで、ラストを除いてチームの結束!戦友との絆!といったモノが前面に出ている。そうは言ってもやはりアメリカの影響は大きく、セオリーも守ってまんまハリウッドぽいつくり。ただ上官、しかも特殊部隊の隊長がふっつーーにおっかない女将校なとこは中国らしくてよい。それでも彼女に対するセクハラじみたセリフは多いので、今後の課題ですよ。 まあわかっていたことではあるんだけど機関銃の銃身がグルグルしたりする映像を見ているとひじょうに厭世的(厭戦を通り越して)な気持ちになる。そして守れ!中国の国土!!というメッセージは相変わらず強烈。幼い娘を残して戦死するムードメーカーと彼に捧げる敬礼、戦狼を鼓舞する大佐の演説に軍人を嘲笑する落書きと、これでもかこれでもかと愛国心を焚き付けておりもしこれがじぶんとこだったら吐いてた、わかってたんだから見るなというはなしだが。しかしそれでもウージンは見たい。実際、傭兵軍団のボスとナイフで戦うシーンはさすがといった感じでめちゃくちゃよかった、こういうのが見たいよー。誰も褒めてなかったけどFATAL CONTACTはよかったな…やっぱりウージンには肉体を武器に戦ってほしい。いつまでもそういうことはできないというかしたくないのかもしらんけど。 公開クドキのシーンとか、小銃を乱射しながらクランクアップを宣言するメイキング映像には笑い声が出てしまった。この上官が次作では普通に死んでるというのもなかなかものすごい話ではある。 まーーーでも、私が気をつけなきゃいけないのは中国のプロパガンダより自分とこのそれなんで、そういう意味では気楽に見られるっつーか。
このレビューにはネタバレが含まれています
いいね 1コメント 0


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.