
uboshito
フェイクマミー
平均 3.4
2026年02月05日に見ました。
最終話は、とろけるようなハッピーエンドで、むしろ清々しいというか、ここまでのハッピーエンドは最近のドラマでもあまり見なかったように思うのでその点は高く評価したい。だって、元々からして現実には起こり得ない話を、いかにも現実に即して、とか、リアリティをもって描写するものなのだから、最後くらいは完全に絵空事(=脳みそ溶けるほどのハッピー感)で上等だよって思う。 奇しくも、偽の親という設定は、日テレの「ぼくたちん家」とかぶってしまったものの、あちらは主眼がそこにはないのでそこまで気にならない。むしろ、本作におけるニセママという物語から、現実の母親たちの思いを代弁する構造はなかなか良かった。ただ、毎回この手のドラマを見ていて思うのは、じゃああの娘があそこまで天才児ではなかったら、誰からも相手にされなかっただろうし、この代理母の物語だって展開されないわけで、ドラマを作ってる人は、そういう目線も必要なのでは?ということ。あの娘が中の中レベルの成績だったら、このフェイクなお母さんの話は展開しようがないし、リアルママの方の事業(虹汁とかいうマズそうな飲料)が順調に軌道に乗っていくというのも予定調和もいいところなわけ。その描写はうまく処理できていて、嫌味もないし、嘘くささも感じなかったけど、このレベルでドラマが作れるなら、もう少し、あともう一歩、もっとヒリヒリするような展開をグサっと突き刺して、現実世界をトレースしていただきたかったです。 ところで、波瑠のドラマってなにげにものすごい見ていて…自分は彼女のことが好きなんかな?と思うけど、まあ好きなんでしょう(笑)。今回も、変に逃げたり、ゴニョゴニョモジモジしたりせず、毅然と戦っていく姿はお見事でした。役を選んでるのか、アホな役はやらないよね。ということで、このドラマも主役が波瑠じゃなかったら見てなかったかも…。 あと、途中で川栄李奈が、車の運転中に横断歩道に歩行者がいて止まってたらクラクション鳴らされるかして怒鳴りつけたら、その動画が拡散されて炎上する、みたいなシークエンスがあったのだけど、あれ、100%、川栄が正しいんだからね。横断歩道に歩行者いて車が停止してるのにクラクション鳴らす方がキチガイだから。TBSのドラマチームさんは、今一度、道路交通法を勉強し直した方が良い。