
my life

不能犯
平均 2.8
「不能犯」を初鑑賞してみた。実は一度、観たと思っていたけど、前に観たのは「予告犯」の方だった。そんな、まるでどうでもいいトコロからスタートしてみよう。 監督は白石晃士。いわゆる、白石監督のまともな作品の方のセレクトかな。原作は漫画らしいけど、そう言うのは何も知らない。作品自体は全然まともではないけどね。 私が言いたいのは、白石監督の得意であるモキュメンタリーや江野祥平が登場する「恋するけだもの」のようなブッ飛んだ作品の方が、今や馴染みがあるので…普通の映画は何だか逆の意味で新鮮なのだ。 キャストが豪華過ぎるのも新鮮だ。いつもは、宇野祥平、大迫茂生、久保山智夏辺りの俳優をよく見ているし。ってか、大迫茂生と久保山智夏は本作にもチョイ役で出てる。ちゃっかりエンドロールにもクレジットされているのを確認した。 松坂桃李が今までに見たコトの無いような演技をしている。へぇ、こんな危険な目をした演技が出来るんやねぇ。松坂桃李と言えば、ここんとこ「空白」のイメージが強いので少し驚かされた次第。 えっと、沢尻エリカおるやん。何となくやけど意外なチョイス。白石監督の作品に沢尻エリカ…ふ~む、何とも言えない違和感が募る。だけど、頑張っていたとは思うよ。ヒロインとしては上出来ではないのかな。 そんなこんなで、若干の中だるみ感はあるものの…総じて楽しめたかな。爆弾犯が一種のキーワードやけど、思てた通りの人物やったのが少し残念。いや、ソレも含めてバレバレな状況での個性を楽しむべきか。 原作があるので白石監督の個性は消えてしまっていたが、豪華キャストが珍しくて、何かと引き寄せられてしまったのも事実。このキャストで「コワすぎ!」とかしてくれたら逆にオモロそうだと妄想してみたい気分の今日この頃。