レビュー
・「自分をかえるんじゃなくて相手が受ける印象をかえる」最後には純粋さや素直さがなくなっていた。 ・経験をもとに人は変わっていく。 ・自分を持つことに憧れていた男性が最後にはカメレオン男になっていた。 ・”奥田民生がその音楽と行動で表しているような、何者にも動じない自分を持とうとしている男性編集者が、仕事で知り合ったセクシー美女に好かれようと、動じないどころか、昼夜を問わず振り回される。でもこれ、価値観の不一致とか、好きになった方が負けとかでもなく、出会ったのが相手次第で自分をころころ変えられるカメレオン女だったから怖いでしょう?というのがこの映画の問題提起。そんな女が本当にいるかいないかは別として、未だに理想の女性がこの世に存在すると信じている男の身勝手というか、ノーテンキというか、生来のロマンチストぶりがマジで痛い、これはラブコメというより恋愛恐怖映画。LINEの既読スルー、さらに直電、挙げ句の自宅訪問とエスカレートする"振られパターン"のリアルは、もっと痛いけれど。”
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