レビュー
アリちゃんパパ

アリちゃんパパ

3 years ago

4.5


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あまちゃん

テレビ ・ 2013

平均 3.8

東京から母の実家に移住した女子高生が海女やアイドルとし頑張る姿を描いた朝ドラの名作です。 宮藤官九郎の変幻自在な脚本と主演の能年玲奈の天才的な演技力が光ります。また本作によって橋本愛と有村架純というスター女優を世に出したことも特筆に値します。 加えて母役(小泉今日子)と大スター(薬師丸ひろ子)の意外な関係を描いたエピソードが2人の堂々たる名演技を得て、胸を打ちます。 ☆第42回 再放送で鑑賞中ですが、いよいよ前半のクライマックス、母春子が「潮騒のメロディ」を歌う伝説の回の放映です。 元アイドル志望の天野春子と演じている小泉今日子がシンクロする凄さに曲の良さとが相まって、神回中の神回となりました。号泣が止まりません。 ☆第70回 夏バッパが娘春子の上京を認めてやれなかったことを25年目にして謝罪する神回です。 宮本信子と小泉今日子。2人の名女優が魂の演技を魅せてくれました。泣きに泣きました。 ☆第130回 映画「潮騒のメモリー」のクランクアップ。鈴鹿さんのアドリブから、打ち上げでの言葉に泣きました。夏バツパとの別れのシーンにシンクロさせるなんて!やっぱりクドカンは、天才です! ☆第131回 映画主題歌録音日。母春子が「潮騒のメモリー」の影武者であることが鈴鹿ひろみの知る所となります。この時の小泉今日子と薬師丸ひろ子の対決シーンでは、2人の積年の想いがぶつかり合って、号泣せずにはいられませんでした。 試写シーンでの太巻(古田新太)の号泣にも参りました。きっと太巻は、春子に対する贖罪の思いを込めて、映画を作ったのでしょう。太巻の長年の想いまで一気に収斂させるクドカンの手腕には舌を巻きました。 ☆最終回 北鉄の運行再開と「潮騒のメモリーズ」再結成を描くことで登場人物達が震災を乗り越えて前向きに生きてゆく姿を描いた感動の最終回です。