レビュー
ジェニファー・ローレンスが一躍スターダムにのしあがる契機となり、アメリカでは空前の大ヒットとなったシリーズ第二作。今回はこれまでのチャンピオンを結集しキングオブキングを決定する大会を描くという筋書きで、映画的にはこれほど盛り上がる見せ場も滅多にないと思うのですが、劇中ではその設定の意義が皆無です。 端的に言えば見せ方が前作とまるで変わっておらず、散々長い前フリをダラダラと垂れ流して強敵の存在をアピールしておきながら、試合がいざ始まるとあっという間にライバルが脱落する始末。 ひどいことに毒ガスや獰猛な野性動物といった、登場するトラップまで前作と丸かぶりの状態で、原作者には少年誌を穴が開くまで読んで基礎が何たるかを学んでこいと言いたいです。 とは言え本作はどちらかと言えば少女マンガ的なラブストーリーを主眼とした日本で言う青春ラノベで、ティーンの心にはこれが刺さるのかもしれません…二時間半はどう考えても退屈で長すぎなんですが。
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