レビュー
出演は「ジオストーム」のジェラルド・バトラー、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマンら。ミカエル・ニクヴィストの遺作。原作は、小説家ドン・キースと米海軍潜水艦の元艦長ジョージ・ウォレス共作「Firing Point」。製作は「ワイルド・スピード」シリーズのニール・H・モリッツ。監督は「裏切りの獣たち」のドノバン・マーシュ。米国防総省と米海軍が全面協力している。 ◆ ロシア近海で米海軍原子力潜水艦が消息を絶ち、捜索に向かった攻撃型原潜「ハンターキラー」は、ロシア原潜の生存者を捕虜にする。そんな中、ハンターキラーにロシア海域への潜航ミッションが下される。 ◆感想かつネタバレ◆ ロシアの大統領をアメリカ軍が救出する、現実ではありえない話なだけに、映画としての面白みがグッと詰まった映画だと思う。 アメリカ艦を撃墜したロシア艦を救い、ロシア艦長に道案内をさせ、しまいにはロシア軍の攻撃をロシア軍が迎撃。もうこの映画で描かれるロシア人の節操のなさというか笑、都合のいいようにしか描かれてない気もするけど、それを差し置けばこれ以上面白い展開はない。 ワイルド・スピードの製作スタッフならではのど迫力シーンの連続。爆破シーンの派手さしかり、岩壁スレスレを抜ける緊張感が最高だった。 艦が急潜する時に人と艦の角度が斜めになる映像表現や、深海でも音で反応するセンサーが張ってあったり、逆に深海から海上の船まで交信出来てしまったり、今まで知らなかった戦艦知識もふんだん。原作に元潜水艦艦長が携わっているからこそなのだと思う。 最後のアメリカ艦艦長とロシア艦長の握手がトランプとプーチンに見えた笑。このロシア艦長役のミカエルさんは2017年に亡くなられたそうで残念。
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