
コウキマン

ガール・イン・ザ・ベースメント
平均 3.3
2023.12.16.097 ネタバレあり。実話ベース オーストリアで起きた実娘監禁・強姦事件がモデル。娘エリーザベドが18歳のときに父ヨーゼフの監禁が始まり、なんと24年間もそれは続いたそうな。エリーザベドは性的暴行を受け続け、計7人の子を産んだ。 作中では父はドン、娘はサラという設定。ある日サラはパーティーに参加したいと申し出るが、頑固な父は猛反対。それでもサラは家を抜け出し参加。彼氏との甘い夜を過ごし、朝帰りをする。それをチェックしていたドンは、かねてより計画していた監禁を実行する。 サラは以前より家族や友達に対し「卒業したら必ず家を出る!世界中を旅するんだ」と言っており、みんな家出を心配した。捜索願いを出しはしたが、なかなかサラは見つからない。ドンは家族ですら地下に近づけさせず、家族もそれに逆らえない。しかしまさか自宅の地下に監禁されていようとは。 ドンはサラに性交渉を強要し、あるとき子供ができてしまう。それでも監禁生活は終わらず、陽の入らぬ地下で娘マリーを育て続ける。次の子もでき、さらに次の子も。三人目のときサラは「さすがにこの環境では育てられない」と訴えたため、「サラがどこかで子供を作って、育てきれずに実家に預けに来た」体にして、ドンが実家の前に赤ちゃんを置いた。実母は彼を大切に育てた。 20年以上が経過したある日、マリーが喘息の発作を起こす。生命の危機であるため、サラはドンに病院に連れて行くよう懇願する。ドンはバレる危険を感じ悩むが、マリーを放っておけない。決心してサラとマリーを外に連れ出すことに。病院に着くとすぐに治療が始まり、マリーは一命を取り留める。しかし病院側はマリーの受診歴・予防接種の記録などが一切ないことを不審に思う。待合室でドンが「サラ、ここを絶対離れるな」と言い残し席を立ったとき、ついに解放のチャンスが訪れる。 なんとなく「観たい映画リスト」に入れており、1時間半と時間も短いため、なんとなく観た映画。軽く予備知識を入れてたら実話とのこと。しかもその事件が胸糞悪すぎた。作中でもかなり酷いが、実際はもっと過酷だったんだろうと想像。父親は狂気の沙汰としか思えない。 自由を手にしたエリーザベド母娘は、その後しあせな生活を送れたわけではないそうだ。パパラッチに追われたり、精神疾患を抱えたり。なんともやるせない。ちなみに父ヨーゼフは終身刑となったそう。