レビュー
とても難しい問題だなと思いました。 主人公やその周囲の人に焦点を当てているので同情したくなります。 ただ役所の人たちも単純な悪として描かれているのではなく、彼らにも苦悩があり、疲弊しきっていたのが見て取れるようになっていたのが個人的には良かった。もちろん許せない部分もあるけれど。 死んで良い人間なんていない、その台詞が全てだと思います。   ルールに縛られすぎず、目の前に救える命があるのなら救って欲しい。その気持ちはよく分かる。 だけど幹ちゃんのように、自分ひとりが救おうとしても難しいというのもよく分かる。   私には何ができるのだろう? そう考えさせられる作品でした。
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