レビュー
toa

toa

3 years ago

4.0


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コックと泥棒、その妻と愛人

映画 ・ 1989

平均 3.5

これは、、すげーもんを観てしまった。ヘレン・ミレン枠でいつか観たかった作品なので贔屓目もあるかもしれないが、忘れられない作品になるはず。 下世話、いやもはや下劣なストーリーなので人には勧めづらいけど。 人の醜悪な様を誤魔化さずに映すって実はなかなか出来ないと思うわけで。言動も行動も、生理的なものも、透けてみえるコンプレックスも、全部映してやるぞという精神なのか、監督の変態性なのか。入って出ていくだけの人間という器の空っぽさ。 初めてみる独特な表現手法もおもしろかった。これは劇場型の映画というのかな。ステージを横から映すカメラワーク、原色にこだわった色彩やボーイソプラノ。バロック時代の絵画みたい。 泥棒オーナーはまさかのダンブルドア(マイケル・ガンボン)、妻はヘレン・ミレン、若きティム・ロスも出演。 すげーもんを観てしまった。