レビュー
国内3カ所に核爆弾を仕掛けてわざと捕まった元特殊部隊のテロリストと、それを尋問するCIA特別尋問官H、そのHの拷問を違法だと主張して止めさせようとするFBIの対テロ捜査官ヘレン・ブロディ3人の三者三様の正義と4日間の尋問を描く。 ♢♢♢ これは究極の選択を考えさせられるシチュエーション・ムービーの良作。 何でもする狂気の尋問官H(サミュエル・L・ジャクソン)と絶対に折れないテロリスト(マイケル・シーン)、私達の視点に近い捜査官ヘレン(キャリー=アン・モス)3人の迫真の演技も本当に素晴らしい。 ♢♢♢ 爆弾を仕掛けた時点で最初から勝っているテロリスト、家族まで拷問することも辞さない尋問官、人道主義と国家の安全の間で揺れる捜査官、三者の究極の闘いを室内劇で描く手法は圧倒的にリアルで、米国では公開されなかった衝撃のラストまで非常に見応えのある作品でした。
いいね 4コメント 0


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.