レビュー
007シリーズのタイトルみたいなジム・ジャームッシュ監督の最新作は、意外なほど正統派なゾンビ映画。 (ゆるゆるコメディだけど) 劇中でも[テーマ曲だから]とか[台本を読んだ]とかデッド・プールばりのメタ発言で[第四の壁]を破ってくれますが、これはギャグであると同時に観客を現実に引き戻すテクニック。 私達をファンタジーの世界に浸る事を許してくれません。 映画のテーマ[物欲に支配された我々]を面白おかしく突きつけてくれるのです。 親切ですね。 いきなり[現実に帰れ]とか言われるよりよっぽどシャレが効いてて上手いと思います。 さすが個性派監督(^-^) それにしても、久しぶりの映画館は良かった。 (ガラガラでしたけど)
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