レビュー
春は自然と意識の芽生え。アンの世界で人間社会の問題に取り組む。文化や個性を理解していきたい。セバスチャンのエピソードや異性を意識しだすエピソードで共感し、気になる人生のドラマ。人は他人と接する事が怖いのだろう。良い事を予想して関わるより不安な事から忌避したい方が強いのかも。でも人に歴史有り、背景やその人自身を知る事で不安より良いイメージの方がまさっていくものでもあるようだ。とか何とか言っても、やだ〜甘酸っぱーいというエピソードや相変わらずにある失敗による感情の起伏で楽しい日々。気球からの眺めはプリンスエドワード島という土地を意識させた。後半からの広報のエピソードでは価値観や偏見というか、差別だよなぁ。尊厳とは何か。教えてもらい考える機会が人には必要。世の中を変える必要性と大変さ。1人じゃなくて皆んなで良くしたいのだ。先に産まれた者達は偉いんじゃない。悪い事を注意されなくなり我儘になってしまう。正しいと言いながらただ言う事を聞くよう仕向けてくる人は危険。そして、私達が知りたい事は助ける方法だ。アンの気持ちや言動が間違ってるとは思えない。日常と社会、どちらも皆が生きてる今なんだ。だから、目を背けたら自分が生きる今も無くなってしまう。いつの世も同じ生活があると実感。再度何やかんやと考えつつ、キャーーという黄色い声をあげたくなるような新たな人生が開かれ、過去の空白も埋めていく素敵な赤毛のアンでした。続きは空想で。
このレビューにはネタバレが含まれています
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