レビュー
たん

たん

3 years ago

4.5


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名探偵コナン ベイカー街の亡霊

映画 ・ 2002

平均 3.9

ベスト・オブ・コナン映画 ・結局これがずっとナンバーワン。 ・本作は脚本家の故野沢氏が脚本を務めており、従来のコナンのような、単純な娯楽映画というだけではなく、「親と子の絆、子の成長・自立、アイデンティティの確立」等々の分かりやすいテーマがかなり上手く盛り込まれている。起承転結もしっかり。 ・それでいて、ゲームの世界という設定にすることで、子どもたちだけの命懸けの冒険という不自然な状況をカモフラージュしたり、参加者の死=脱落という、通常不可能な描写を上手く演出したりできている。 ・またそれぞれのキャラも魅力的。 行動を共にする映画キャラは、小5〜小6という絶妙な年齢設定で、中身が高2のコナンとの関係性も程よくマッチング。各キャラの成長も見れる。色々カラクリはあるが。 そしてキャラデザも最高。なぜ女子ファンは安室さんや赤井さんにワーキャー言って、諸星少年には見向きもしないのだ。 ・謎解き要素ラブコメ要素はほぼ皆無なので、そこは好み次第かな? ・コナンという多少のメチャクチャは許される世界観と、子どもだけの命懸けのゲームという題材、子の成長・親子の絆、といった要素が抜群に上手くミックスされた作品。 ・長くなってしまった。改めて自分コナン好きやったんやなーと再認識。


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