フランスのミュージカル映画は、古くから名作があったと思うのだけど、本作はかなり微妙だなぁ。 シリアスな設定なら始まるのに、後半のメチャクチャなアクションシーンとか。歌はけっして悪くないけど、設定や展開の説明がたりてない様にも思えました。 現地ではどんなふうに捉えられたんだろう？ ミュージカルとアクションコメディの融合！なんて絶賛された？なんてことないよね。 たぶん、社会のことを知らない若い人向けの、ちょいポップ風な作品、って位置付けなんだと思います。 もっと靴やファッションへの好奇心が湧くような作り方できたんじゃないかな？ それか、大いなる皮肉なのか😅 最近のアメリカのミュージカル映画は、ライトモチーフならぬ、テーマソングの連続で、あれはあれで、退屈に思う私ですが。その皮肉的作品としてなら、納得かも。