レビュー
蓋を開けたら群像劇だ。 ポスターを見る限り、誰もがハル・ベリーとダニエル・クレイグが絡んだ人間ドラマと思うのではないか? 蓋を開けたら、何と群像劇で、しかも主役はむしろ黒人の少年少女という感じで、それも彼らの真意、もしくはキャラクターも良く解らなかったし、それ以上にこの映画で何を言いたいのかも混沌としている。 ロス暴動というのは、アメリカという超先進国で起こったミニ内戦であり、結果的にそれを煽ったのは開かれたマスコミであるという何とも言えない皮肉な事件であったが、その事を真正面に扱うわけでもない感じだ。というのは、ドキュメンタリー・タッチの割には、ハル・ベリーとダニエル・クレイグが作り物っぽいのでどこに目線をシフトすれば良いのか解らないのだ。 まあ、暇つぶしにはなるが・・・・という感じなのではないかなと思う。
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