レビュー
当時からその残忍さに悪名が轟いていたサダム・フセインの息子ウダイ、彼の影武者をつとめた男ラティフの自伝を映画化したもの。 ウダイとラティフは同級生でよく似ていたことから、無理やり影武者にさせられる。 近くで見るウダイは狂気ともいうべき残忍さで、家族を人質にとられたラティフは言いなりになるしかなかった。 イラクのクウェート侵攻、多国籍軍によるクウェート奪還という歴史の中で、ラティフは命を狙われ逃亡、父親を殺されたことからウダイの暗殺を決意する。 自伝なのである程度の美化は仕方ないが、ウダイの鬼畜ぶりは父親サダム・フセインがいい人に見えるから不思議。 残酷描写は凄まじいが、最後まで目を離せない面白さだ。
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